自由診療
インプラント
まず大事なことは「インプラント治療」だけが選択肢ではないこと
多くの患者さまが歯を失うことによりインプラント治療を受けられています。
近年までの治療方法として歯が抜けた場合、残っている歯牙を削り犠牲にしブリッジをしたり、または入れ歯を入れる方法でしか対処する方法がありませんでした。このように歯を入れるために「残りの歯を悪くする」そんな悪循環を及ぼす治療しかなかったわけですが、インプラントは「美しい歯を単独で植立できる画期的なもの」であります。
発明から40年以上も経つこのインプラントですが、患者さまにお伝えしたいことがございます。
『インプラントは歯科治療の選択肢の1つでしかない』ということです。ご自身の歯には敵いません。インプラントは万能なものではないのです。
また、マイクロスコープの導入と共に「できる限り歯を残す」方法もございます。
できる限りの治療をした上で、患者さまがご納得の上、インプラント治療に進んでいただけるよう、歯科医院としましても最善の努力をしてまいります。
丁寧なカウンセリングで患者様と一緒に最良の治療を考えます。
患者様と歯科医との信頼関係を築くため6つの約束
- 治療を始める前の丁寧なカウンセリングをします。
- 治療期間を伝えます。
- 不安や疑問点をお聞きし、お応えします。
- 治療方法をご提案します。
- 手術のリスクをお話しします。
- できる限り痛みの少ない治療をおこないます。
なぜここまで丁寧にカウンセリングを行う必要があるのか。
それは一番に患者さまのインプラント治療に対する理解を深めていただくことです。
セカンドオピニオン対応
当院ではセカンドオピニオン、サードオピニオンに対応しております。
もちろん当院での治療説明後に、セカンドオピニオンを求めて頂いても構いません。
快くセカンドオピニオンに対応する医院は治療方針、治療技術の自信の表れであり、患者様それぞれの満足を願っている証でもあります。
アストラテックインプラント公認インストラクターのみ手術を担当
当院ではアストラテックインプラント公認インストラクターが在籍し、インプラント治療を行うのはインストラクターのみです。
年間手術症例数、学会症例発表数、国内外での研修会や勉強会での研鑽、定期開催している若手ドクター育成セミナーでの講演を経てそのライセンスを取得しました。
骨が不足していて骨増生が必要な患者様、インプラントができなかった患者様、インプラントに関わるトラブルを抱えた患者様などの難症例にも対応しております。自信をもってインプラント治療の提供に努めてまいります。
インプラントだけでなく、総合的な完成度への追及
矯正歯科や審美歯科等幅広い専門治療を行える当院だからこそ、総合的な完成度を高めることを大切にすると共に『インプラントと気付かれることがない自然な見た目』審美性を重視しております。
インプラント設備・感染等安全面への配慮
インプラントに対する院内感染等安全面への考え、当院ではインプラント専用オペ室、オペ室内には手術用自動滅菌手洗い機を設置しております。
インプラント専用オペ室
歯科用CTスキャン
手術用自動滅菌手洗い機
生体モニター
インプラント料金
インプラントの標準的な費用 |
部分治療(1本あたり) フルマウス治療(片顎当たり) |
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インプラント保証
手術後の定期検診・メインテナンスをきちんと受診していただける患者様にインプラント本体(保証期間:5年、8年、10年)、上部構造物(保証期間:5年)の保証を設けております。
インプラント本体5〜10年保証
上部構造物5年保証
自由診療
インプラント
インプラント治療を行う前に必ずお読みください
インプラントを知る
インプラント治療とは事故や生活習慣の何らかの原因で失ってしまった歯の代わりに、顎の骨にチタン製のかぶせものをして人工の歯を作る治療のことをいいます。
インプラントは、ご自身の歯とこれまでと同じように機能させることが可能な画期的な治療法です。
「自分の歯と同じ感覚で噛めることができる」「口元のコンプレックスを解消」「歯を失った部分のみを治療でき他の歯に負担をかけない」など多くのメリットがあり、世界中でも使われている治療です。
インプラントの歴史
約50年前1952年、ペル・イングヴァール・ブローネマルク博士は、研究チームが微少循環(血液の流れ)に関する基礎研究を行っていたとき、ある幸運の出来事によってオッセオインテグレーション(骨結合)を発見しました。治療の経過を観察するために博士は動物の体内にチタン片を埋め込んでいました。研究が終了したとき、驚くことにこのチタンがどうしても骨から取り外せなったのです。
ブローネマルク博士はこの現象に興味を持ち、さっそく大規模な研究を開始しました。歯科治療への応用法を探りました。歯科治療への応用法を探りそしてチタンが骨組織と特殊な方法で結合する過程が明らかになり、ブローネマルク博士はこれをオッセオインテグレーション(骨結合)と命名したのです。
長期間にわたる研究を経て、1965年より歯科分野でインプラントの治療を開始し、50年前に世界で初めて患者さん埋め込まれたブローネマルクインプラントは現在でも問題なく機能していています。これは成功率も95%以上(10年生存率)とインプラント治療の信頼性を物語っています。
インプラントと他の治療法とを比較しました
インプラント | ブリッジ | 入れ歯 | 総入れ歯 | |
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治療法とイメージ | 歯の根の代わりになるチタンの棒を骨に埋め込みその上に歯を被せていく方法 |
失った歯の両側の歯を削り冠を橋渡しすることによって失った歯を補う方法 |
失った歯の周りの歯に金属の留め金を付けて取り外し可能な人工の歯を止める方法 |
取り外し可能な人工の歯を顎の上に乗せる方法 |
硬いものが噛める | ◎ | ◯ | △ | △ |
違和感がない | ◎ | ◯ | △ | △ |
美しい仕上がり | ◎ | △ | △ | △ |
保険適応がある | × | △ | △ | △ |
特徴 |
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初診からインプラントが完成するまでの流れをご紹介
診査・診断
患者さまのお口の中の状況を確認し、インプラントを埋め込む顎の形や噛み合わせ等診査するためお口の中の形を取ります。
顎の骨の量や質を検査するためレントゲン撮影またはCT撮影を行います。虫歯や歯周病などが確認された場合、事前に治療を終えておく必要があります。
治療方針・リスク・費用等の説明
治療計画や具体的な治療費、リスク等詳しく説明します。ご不明点はどのようなことでも相談ください。患者さまが治療を決断されましたら、確定的な治療を開始します。
インプラント手術
インプラントを顎の骨に埋入する手術を行います。通常診療とは隔離したインプラントオペ室にて行い、マイクロスコープを駆使した治療を行っていきます。
最終的な歯の装着とメンテナンス
歯肉が整い安定したら最終的な人工歯(セラミックの歯)を装着します。これでインプラントは完了です。
インプラント治療後は、定期的にメンテナンスにお越しください。通常は3ヵ月に1度の頻度をお勧めしています。
インプラントQ&A
- インプラント治療にはどのようなメリットがありますか。
- Aインプラント治療はブリッジや入れ歯と比べて見た目が自然で、よく噛めるのが特徴です。また残っている両隣の歯を削る必要がなく負担もかからないので、全体の歯が長持ちします。
- インプラント治療を受けた場合、周りの歯に影響がありますか。
- Aインプラント治療が周りの歯に悪い影響を与える事は全くありません。むしろ咬み合わせの力から周りの歯を守ります。インプラント治療の最大の特徴と言えるでしょう。
- インプラントを入れると普通の歯のように噛めるようになりますか。
- A以前あった自分の歯のようにしっかり噛めます。それゆえインプラントは「第2の永久歯」と呼ばれることもあります。
- アレルギーがある場合でもインプラント治療はできますか。
- Aインプラントはチタンでできています。チタンは金属の中でも非常にアレルギーが少なく、生体親和性があると言われています。ネックレスやピアスに対してアレルギーのある方でも問題が起こる可能性は極めて低いです。
- インプラントの維持管理はどのようにするのですか。
- Aインプラントに限らず、天然の歯においてもメンテナンスは非常に重要です。当医院では歯磨き指導を十分に行い、3ヶ月に一度の定期検診にて、お口の中のクリーニングを丁寧に行います。
- 手術時間はどれくらいかかるのでしょうか。
- A時間がかかると誤解している方もいらっしゃいますが、1~2本のインプラントであれば、実際の手術時間は30分もあれば終了します。高度なものでも1~2時間もあれば終わりますし、そのまま帰宅していただけます。入院などの必要もありません。
- 痛いように思われるのですが、痛みはどうなのでしょうか。
- Aインプラント手術は痛くありません。インプラント埋入手術に伴う不自由さ、痛みの程度、およびその継続期間は臼歯の抜歯と同じくらいと考えてください。
また、広い範囲にインプラントを入れる場合や、歯科恐怖症の患者さま・特殊な手術の場合には、静脈内鎮静法療法を行うこともできます。
静脈内鎮静法は、医科では胃カメラのときに行われますが、施術中の記憶がほとんどなく安心して手術を行えると同時に、麻酔医が全身管理をモニターし管理していますので非常に安全な方法です 。
- 費用はどれくらいかかるのでしょうか。
- Aインプラント治療は自由(自費)診療ですので診察を含め保険はききません。使用するインプラントの本数や種類、上に装着する人工歯の種類、症状の難易度によって費用は異なります。
インプラント治療の費用ページ
ご予算に合わせた治療方針をご提案させて頂く事もできますので、詳しくは担当医ご相談下さい。
- 治療期間はどれぐらいかかるのでしょうか。
- Aインプラントの種類、手術方法、下顎か上顎かによっても異なります。平均的には下顎で3ヵ月ほど、上顎で6ヵ月ほどで治療は完了します。
- 術後に腫れることはないのでしょうか。
- Aインプラント埋入手術後、インプラント部が腫れます。腫れる程度は手術の状況によりことなりますが、必ず腫れは引きますのでご安心下さい。
- どれくらい長持ちするのでしょうか。
- Aインプラントはチタン製でとても丈夫ですので何か問題が起らなければ半永久的にお口の中で機能します。しかし、歯磨きが十分にできないでインプラントの周りに歯垢がついた状態にしていると天然歯と同様、歯槽のう漏のような状態になり、インプラントの周りの骨がやせてしまってグラグラ動いてくることもあります。インプラントを長持ちさせるためには、毎日しっかりと歯磨きし、必ず定期検診を受ける必要があります。
- 上顎の骨が薄いとインプラントは出来ないですか。
- A「顎の骨が細い」「顎の骨の高さが足りない」「顎の骨がない」など様々な要因でインプラント治療ができないこともあります。ですが、その判断基準は処置を行う歯科医師のレベルによって異なってくるものです。お困りの方はまずは当院までご相談ください。